【トラック構成】 |
Tr.1 発条(ぜんまい)仕掛けのおとぎ話 |
発条仕掛け、つまりオルゴール。 発条が奏でるどこか懐かしい、けれど誰も知らない昔語。 |
Tr.2 紫煉瓦の螺旋塔 -Purple Dawn, Purple Brick- |
夜明けの空にシルエットを伸ばす紫色の塔。 ちょっぴり不思議なその建物は、この街のちょっとした観光名所。 |
Tr.3 竜の背骨の、その先へ -Mountain-range "The Spine of Dragon"- |
その昔、世界を創ったという始原竜がその生涯を終えた時に出来たという山脈。 険しく続く街道は、世界で最も有名な旅の難所。 |
Tr.4 おしゃべり羊は花が好き -Chatty sheep is flower fancier- |
赤い花はいいねえ、とっても綺麗だよ。青い花も捨てがたい、神秘的だしね。 え?オレンジの花?うーん……美味しそう? |
Tr.5 帽子のナカミ -A strange world in the hat- |
遠い昔に貰った帽子。由来は知らない。覗き込んでも、底は見えない。 理由も知らない。何処に繋がってるんだろう。 |
Tr.6 キミが旅する理由(わけ) -Truth of world for you is...- |
旅をしようと考えたのは自分。理由は考えたことなかった。 ひょっとしたら、理由を探しに旅に出たのかもしれない。 |
Tr.7 僕らの歩いた旧世界 -Escher's City- |
おおよそ僕らの知る世界の常識が通じない街。違和感と矛盾で構成された世界。 失われた遠い世界の面影、僕らはその一部に迷い込んだのだった。 |
Tr.8 霞むレクシェンバッハ -Air garden "Lexenbach"- |
雲海の果て、長い吊り橋を渡った先に浮かぶ巨大な庭園。 豊かな緑は、けれど不確かに霧に霞み、既に「忘れ去られた場所」なのだと教える。 |
Tr.9 AntiquE:UnknowN |
そのオルゴールは「世界」だった。流れるその世界は、未知の世界だった。 旅をして、旅をして、けれど未だその世界を知るには、きっと遠い。 |