【トラック構成】 |
Tr.1 星舟 -in the Stardust Ocean- |
巨大な翼を深淵に広げ、静かに舟が進みゆく。白く小さなソラを乗せて。
星明かりの海の彼方へ、無数の夢と追憶を乗せて。
|
Tr.2 エリダヌスの果て -End of the River- |
神話の川の終着点。河口に輝く蒼き宝石。
旅を続ける星舟を、巨大なアケルナルの輝きがそっと見守る。
|
Tr.3 巡り生まれる光 -Waltz of Trapezium- |
1600光年の向こう。鮮やかに輝く散光星雲の海に踊る星々。
オリオンの至宝、若き星達が織り成す星空のページェント。
|
Tr.4 コル・レオニスの鼓動 |
天に輝く小さき獅子王。漆黒の闇を切り裂き虚空を突き進む。
鋭く光る蒼の瞳は、威厳に満ちたレグルスの象徴。
|
Tr.5 ソラが望んだ空 -Over the Milky Way- |
天の川銀河――それがソラの故郷。星仲間の輝きが彩る、激しくも静寂に満たされた世界。
青空を知らぬ彼女にとって、望む空とは宇宙そのもの。
|
Tr.6 那由他の祈りを謳う幽冥(ゆめ) -Old Home, Lost Dream- |
かつてソラの庭には、無数の惑い人とそこに生まれた数知れぬ命がいた。
百億の刻を数え積み重ねられた彼らの追憶は、星舟と共に次なる目覚めを祈る。
|
Tr.7 哀しみのオルフェ -Lyra of Hermes- |
星舟は進む。目指す先にはヘルメスの琴。
オルフェウスが奏でる亡失の哀しき旋律は、琴星ヴェガの子守唄。
|
Tr.8 ヘリオスフィアの揺りかご |
星の息吹が形作る恒星風領域――ヘリオスフィア。吹き荒ぶ銀河の荒波から守られた星の庭。
長い時をかけて惑い人と無数の夢が生まれる為の、それはきっと宇宙の揺りかご。
|
Tr.9 137億年の伝言 -the Day the Universe Began- |
始まりは虚無。原初のエネルギーだけが高次に織り成す無意識の世界。
拡散し離れゆく無意識が互いを繋ぎ止める為の物質と言葉。それが宇宙という定義。
|
Tr.10 開闢の彼方 -Synphonic Garden- |
限りなく、果てしなく。漆黒の海に広がりゆく無限の輝き。
解き放たれた宇宙がいつの日か辿りつく時の彼方には、どのような光景が待っているのだろうか。
|
Tr.11 ソラの終想(ついそう) -Starlight Memory- |
宇宙(そら)より生まれ、宇宙に還る。彼女の旅は次なる生の始まり。新たなる記憶の始まり。
優しき星少女――ソラが愛した、これは数多の命の物語。
|