【トラック構成】 |
Tr.1 虚空伝承 -Tears of Gears- |
空の果て――そこは人の手が届かぬ領域。雲海をも遥か下に見下ろす、神々の世界。
伝承がかすかに示す、虚空へ至る御技。人々は今やその所以を知らない。
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Tr.2 機巧 -Mythtic Miracle- |
機巧(Gear)……それは遠い神話時代のアーティファクト。
空間より無尽蔵のエネルギーを導き浮力を生み出す、神秘的な歯車。
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Tr.3 大飛空時代 -Restoration of Sky- |
遺跡より発掘される機巧。古代文明の叡智が、今再び人々を空へとかき立てる。
そこは新たなフロンティア。地の果て、空の果てを求め、機巧動力艇は空を駆ける。
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Tr.4 夜間飛翔 -Over the Sky, Hurry Up!- |
黎明前の深い紺の空。テオドールの動力艇が虚空を目指し離陸する。
個人飛空制限の監視が始まるよりも前、ごく親しい村人達だけの見送りを背に。
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Tr.5 死者の海 -Sea of Evil Ghost- |
数多の船を飲み込み、幽霊船を量産してきた海の彼方の難所……死者の海。
強烈な潮の流れや轟音を上げる渦。空からとはいえ、その光景は恐れを抱かせる。
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Tr.6 天の風門 -Storm of Heaven's Gate- |
見えざる風柱、荒れ狂う突風。空より果てを目指す人々をことごとく阻む最大の難所。
小さな機巧動力艇の機体が軋みを上げる。だが、ここを越えねば果ての大陸へは至れない。
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Tr.7 五柱の神の城 -Vacancy Castle 'Bal-Ti-Cah'- |
オーバーヒートを起こし、虚空境界へと差し掛かった彼の動力艇の前に聳える巨大な柱。
伝説の浮遊大陸バルティカ……その名は「五柱の神の城」を意味するという。
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Tr.8 虚巧遣いの巫女 -Divine Pray- |
かつて滅んだ古代文明の時代より、天に逃れたバルティカを護り続ける一族の最後の生き残り。
硝子のように煌く繊細な銀の髪を風になびかせ、彼女……レフィリアはただ静かに微笑む。
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Tr.9 天上の鎮魂歌 -Skyward Requiem- |
慰めるは、汚れ傷ついた大地が為。深い自責を遠い未来に語り継ぐが為。
いつの日か再生する世界への祈り。レフィリアの鎮魂歌が、優しく五柱の虚巧と響き合う。
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Tr.10 蒼茫の虚巧少女 -Re:philia- |
バルシェ《神の巫女》――その姓は、滅びに対する赦しの為の祈りを捧げる神官の一族を意味する。
レフィリア《再生の涙》――その名は、バルティカの民が彼女に託したただ一つの祈り。
バルティカ最後の護り人、レフィリア・バルシェ。真の世界再生の歌が、今始まる。
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